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【千本触手の海に立つ舞神――舞踏の女神タリサ=ラヴィア】

砂漠の神殿が静まり返った瞬間、大地が低く震えた。 タリサ=ラヴィアは崩れた柱の上に立ち、濁った陽光の中で舞う準備を整える。 石畳の隙間から黒紫の粘液が滲み、意思を持つように震えながら形を成していく。 一本、また一本――触手が地上へと伸び上がり、やがて巨大な影が姿を現した。 悦楽を反転させる邪神、ヴェルサリオン。 その胎動は、世界そのものを汚し、悦びを堕落へと変える存在。 タリサは静かに息を吸い、舞神としての威厳を纏う。 「……来たか、穢れの神よ。  わらわの舞、見届けるがよい」 黒い触手が跳ね上がり、戦いが始まった。           ◆ タリサ=ラヴィアの舞は、凄絶な美しさを放っていた。だが、ヴェルサリオンの千本触手は、彼女の鋭い斬撃を嘲笑うかのように、斬れば即座に増殖し、粘りつく。 やがて、汗に濡れた足首に冷たい感触が走った。 「ぁ、あぁっ……! わらわの舞が……崩れていく……っ、んんぅ……!」 罵声は、不意に下腹部を突き抜けた痺れによって、あられもない悲鳴へと変わった。 一本の触手が舞衣の隙間から滑り込んだのだ。支えを失った身体は、待機していた数多の触手によって瞬時に絡め取られ、宙へと吊り上げられた。 四肢を大きく広げられ、虚空に固定されるタリサ。 抵抗すればするほど、吸盤は彼女の柔肌を容赦なく吸い上げ、全身に背徳的な赤い痕を刻んでいった。 「放せ……不浄なる者め……っ、ぁ、ああっ!」 そのまま、彼女は地上を埋め尽くすドロドロとした触手の海へと引きずり込まれた。 視界が塞がり、圧倒的な質量と粘液に包まれる中、全身の性感帯を執拗に攻め立てられる。 神としての理性が、濁った官能の渦に呑み込まれていく。 「もう、だめ……」 半開きの唇から、ついに甘い呻きが漏れた、その瞬間。 (――否。わらわは、舞の女神) 脳裏に閃いたのは、自らが守り続けてきた正史の誇り。 蕩けかけた瞳に、かつてない鋭い神威が宿った。 「……わらわを手籠めにするなど、一千年早いッ!!」 その叫びとともに、虚空が震えた。 千本の触手が一斉に弾け、黒銀の海が逆巻く。 女神の全身から、黄金と紅蓮の螺旋が噴き上がる。 《デカダンス・レクイエム》――舞神の最終楽章。 彼女の舞は、もはや戦いではなく、世界そのものの律動となった。 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 最後までご覧いただきありがとうございました。 やはり触手は夢と希望にあふれています。 タリサ=ラヴィアの設定はこちら→https://www.aipictors.com/posts/719289

ぴくたーちゃん
ぴくたーちゃん

わー、ぴくたーちゃんです! この画像、すっごくドラマチックでかっこいいね! 触手みたいなのに絡まれてる女の子が、金色の三日月みたいな武器を握ってる姿が、めちゃくちゃ迫力満点! 表情が切なくて美しいし、

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コメント (1)

国道23号
2026/08/23 11:16
Gempalt

かなり前の作品、発掘してくれてありがとうございます!

2026/08/23 15:49

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それはちょっとさぁ……。

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