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【胸糞注意】愛玩改造若妻 前編
この家に来て1年が経った。どうしてこうなったのかは覚えていない。 私は夫とふたりで幸せな結婚生活を送っていた筈だった。お腹の中にはこれから産まれてくる子もいた筈だった。 最後に覚えているのは、夫とドライブに出かけた日のことだった。子供が産まれたらしばらく行けなくなるからと、夫が誘ってくれた。 ちょっと遠出をして。贅沢なランチを食べて。海辺で夕日を眺めて。 気が付けば、この家にいた。 手足は機械になっていて、動かすことができなかった。 膨らんでいた筈のお腹の子も、まるで夢だったかのようにいなくなっていた。 戸惑う私を待っていたのは、ご主人様の躾。 手に持ったリモコンで、私の手足を動かした。私の手足は、私のものではなくなっていた。 ご主人様は私のカラダを弄んだ。 反抗すると、ご主人様はリモコンのボタンを押す。すると首元の機械が絞めつけ、気を失う直前で緩む。それを何度も繰り返す。 心までも奪われ、死にたくても死ねず。 1年が経った今、私は完全にご主人様のモノとなっていた。 「ご主人様、本日も私をたっぷりと躾けてください」 今日も教えられた通りにする。ご主人様の皺だらけの顔が近付いてくる。 醒めるには遅すぎるこの悪夢を、現実として受け入れるしかなかった。