thumbnailthumbnail-0thumbnail-1thumbnail-2

1 / 3

閃光のミラージュ 番外編【朝の光と、湯気の向こう……】

朝のやわらかな光が、窓辺から静かに差し込む。 カーテン越しの陽射しは、まだ少し冷たい空気を溶かしながら、部屋を優しく満たしていた。 テーブルを挟んで向かい合うのは、劉妃とエリック。 二人の手には、同じ雪だるま柄のマグカップ。 白い陶器から立ちのぼる湯気が、穏やかな時間をゆっくりと刻んでいく。 「今日は、少し苦めだな」 エリックがそう言って微笑むと、劉妃は小さく頷きながら、カップに口をつける。 戦いも、使命もない朝。 聞こえるのは、時計の針の音と、窓の外で揺れる木々の気配だけ。 視線がふと重なり、それだけで言葉はいらなくなる。 同じマグカップ、同じ時間、同じ温度。 ――こんな朝が、何度も続けばいい。 劉妃は心の中でそう願いながら、もう一口、コーヒーを飲んだ。 その苦味は、不思議とやさしく、二人の距離をさらに近づける味がした。 これは、英雄でも戦士でもない劉妃の物語。 恋人と迎える、何気なくて、かけがえのない朝の一場面。

3
7
12
2
15
15
19
7
16
6
16
3
16
3
14
5
21
3
14
14
5
15
3
10
4
10
7
15
4
13

コメント (19)

2026/01/13 16:36

2026/01/12 20:36

2026/01/12 23:44

2026/01/12 04:36

2026/01/12 23:44

2026/01/11 14:38

2026/01/11 19:03

2026/01/11 13:55

2026/01/11 19:02

2026/01/11 11:17

2026/01/11 19:02

2026/01/11 11:07

2026/01/11 19:02

2026/01/11 10:33

2026/01/11 19:02

87

フォロワー

608

投稿

オリジナルキャラクター劉妃(りゅうひ)のイラストをメインで投稿しています。 小説「閃光のミラージュ」「蒼穹のフロンティア」も投稿しています。                                 ↑ って言ってましたけど、最近は思いつくまま色々投稿してます(汗 良かったら、いいね、フォローよろしくお願いします。

おすすめ