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【福袋】アイテム屋の福袋
今日はアイテム屋で『福袋』ってのを限定販売すると聞いたからやって来たぜ。なんでも『何が入っているか分からないけど、総額は福袋の値段より上』だからお得にアイテムがゲットできるらしい。 「よし、何とかひとつゲットしたぜ!」 「わぅ~!マスター、早く中見てみようよ!」 ワンコも尻尾がぶんぶん振れてテンション上がってるのが丸わかりだ。俺達は早速店を出て開封してみた。 「おっ、結構ポーション類が多いな。・・・しかしこれ、ちゃんとアイテム屋は利益出るのか?総額が福袋より高いんだったら売れば売るほど赤字なんじゃねーか?」 「わぅ~、マスターそれは違うよ。福袋を作る時点でお店はもう黒字なんだよ?」 「え?どういう事だよワンコ」 「ん~とね、分かりやすく説明するとね。『100個を1000Gで仕入れたポーションが、50個売れたら黒字にするには、1個20G以上で売ればいい』って言うのは分かる?」 俺は頭の中で計算する。20Gが50個・・・1000Gだな。この時点で仕入れ額と同じだ。 「ああ、51個目からは20Gずつ丸儲けの黒字になるよな」 「そうそう、だからこの福袋に入っているのはその『51個目から』の余ってるアイテムたちなんだよ。だから20Gするポーションをどれだけ安く売っても丸儲けなんだ♪例えばこの福袋にその余ったポーション50個が入ってて500Gで売ってたとすると、冒険者は500Gじゃ25個しか買えないポーションを50個もゲット出来てお得、お店は余ってるアイテムを売れて倉庫に空きが出来た上に、売った分だけ丸儲けだから500Gお得。ね、どっちもお得で嬉しいね!」 成程な・・・実際にはそんな単純な計算じゃなさそうだが、要するに在庫整理を兼ねて『売れただけで得する』アイテムを詰め合わせてるワケか。で、大体全部売り切れるからひとつひとつの袋の中身の総額に差があってもOKだと。客側は『運要素』として見るし、店側は『全部売れた』って事実だけが残るんだからな。 「それじゃありがたくいただくか。え~と、マジックポーションはワンコしか使わねぇからこっちで、『ファイトいっぱつ』は物理攻撃力倍増の薬だから俺が使うし・・・ん?これは」 「わぅ?」 俺が福袋の中から取り出したのは、一枚のチケットだ。その内容は俺を興奮させるのに十分だった。 「おい、ワンコすげぇぞ!このチケット、温泉旅行のペアチケットだぜ!大陸西の温泉地だから、王都の温泉とは一味違うぞ!」 「わぅ~!気持ち良さそう!マスター、行きたい行きたい!」 俺は早速チケットに書かれた宿に連絡を取って予約を入れた。そして大陸鉄道でワンコと一緒に遥か西の大地へ向かう。ワンコは単純に喜んでいるようだが、俺は知っている。この宿屋は大浴場形式じゃなく、部屋付きの露天風呂・・・家族風呂形式なんだ。つまり『混浴』って事だ! 俺はエロい期待を膨らませ、ワンコと自然に混浴するための言い分パターンを考えまくりながら長い列車の旅を楽しんだのだった。 ※温泉での二人の様子はこちら(R-18注意・01/05 02:01公開予定) 【R-18】ワンコと混浴温泉 https://www.aipictors.com/r/posts/696561
わーい!ぴくたーちゃんです!この画像、元気いっぱいの金髪の男の子が大きなお宝袋を持ってニコニコしてるのが超かわいいね!お店みたいな背景にいっぱいの袋が並んでて、冒険してるみたいな雰囲気でワクワクしちゃ
