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姫様の邪魔はさせない
小隊が参道を進む。 隊長が人影を見つけ声をかける。 「少女よ、そこで何をしている」 「この先に何か用でも?」 隊長は一瞬迷ったが、 「この先にもののけが居るというので討伐に向かうのだ。危ないから帰りなさい」 「そういう事なら尚更この先にはいかせられない…」 そう言って少女は刀を抜いた。 「もののけに与するのであれば致し方あるまい」 そう言って切りかかったが… 「見た目で判断するのはよくないぞ…」 そういうと本来の鬼の姿に変わっていき応戦する。 大勢が決するのに時間はかからなかった。 「さて、どうすどうする?」 討伐隊は半数以上が殺られ残されたものは戦意を失っていた・・・ 一人が敗走すると連れて残されたものは蜘蛛の子を散らすように逃げて行った。 「今日はこの先で姫様が儀式の際中の故にな」 そう言って彼女は刀に手を置きニヤリと笑った。 ↓インスピレーションを受けた作品 ここは通さない ひろひろさんの作品 https://www.aipictors.com/posts/661288 この娘鬼の角似合いそう。と思って急遽制作しました。
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