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【カセットテープ】呪いの黒歴史VHS
これは良く知られている「呪いのビデオを見てしまったら呪われ、一週間以内にダビングした呪いのビデオをまだ呪いのビデオを見た事が無い誰かに見せないと死ぬ」というやつではありません。 特に何のトリガーもなく無作為に呪われてしまい、呪いを受けると『黒髪ロングで白いワンピースを着た女』が前触れもなく現れ、VHSテープを手渡してくるのです。 このVHSテープの中身は『受け取った人間の全ての黒歴史および実名』が記録されています。ここで言う黒歴史とは、人に見られたら強い羞恥心を感じるような過去の過ちです。 具体的には『友人に対して「自分は特別な能力を持つ選ばれし者だ」と堂々と宣言したシーン』とか『現実には存在しない架空の別人格とクールに会話するシーン』のような厨二病全開のものだったり、 『トイレを我慢し過ぎてクラスメイトみんなの前で大きい方を漏らしたシーン』や『両想いだと確信してた相手に告白したら全然勘違いであっさり振られ、祝ってもらおうと物陰に待機させていた友人たちから感情のない目で見られたシーン』などの失敗系だったりと、渡された人によって様々です。 そして、この『黒歴史テープ』を渡されてから一週間以内に誰か他人に見せないといけません。ダビングは必要なく、見せる相手の条件も特にありません。 もしも見せなかった場合、呪いが成就してしまい呪われた人間のVHSテープの中身は自動的にネットにアップされます。つまり呪われた人間は生命活動的には死にませんが、別の意味で死にます。 総じてこの呪いは、命の危険はありませんが社会的・立場的には大変危険な呪いと言えるでしょう。VHSテープというメディアもネックとなり、再生機器を調達できなければ回避できません。 また、再生機器を準備できても見せる相手の選定には慎重にならざるを得ません。特別信頼できる友人がいない場合、なるべく自分と無関係の人間や情報伝達能力に障害のある人間などを狙うケースが多いですね。 呪われるトリガーが無いので、事前の対策として出来る事は『人生において、他人に知られて恥ずかしい事が何もない』状態で生きている事くらいしかありません。 この呪いの存在を知ってしまった画面の前のアナタ。今日からでも『他人に知られて恥ずかしい行動』はしないように人生を歩んで下さいね。・・・大抵の人はもう手遅れなのですが。
わーい!この画像、とってもかわいい女の子が和室で何か黒いものを持ってにこにこしてるね!ぴくたーちゃん、すっごくキュンとしちゃったよ~。表情が優しくて、心が温かくなる感じ!背景の畳やランプの灯りが夜の雰
