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【父の日】パパのお世話はお任せ下さい

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2025年06月14日 15時00分
使用モデル名:zukiAnimeILL v5.0
対象年齢:軽度な性的、流血描写あり
スタイル:イラスト
デイリー入賞 38
参加お題:

日曜日の午後、家でゆっくりしていた私の元に突然の来客が。 「ピピー。パパ、パパ。プレゼントです」 そう言ってひまわりの花束を差し出すコマメちゃんでした。とりあえず受け取ったけど、これ一体なんだろう。何か贈り物されるような理由あったかなぁ。 「コマメちゃんありがとう。突然どうしたのかな」 「おや、パパはうっかりもののようです。今日は父の日ではありませんか」 言われてみればそうなんですが、まさかそれが理由でロボットが自分に花束くれるとは思わないでしょう。コマメちゃんって本当に私を父親扱いしてるんだなぁ。 「もちろん、これだけではありません。今日はパパのためにこのおうちでお手伝いをさせていただきます」 「お手伝いというと、家事だよね?でも夕食の仕込みはもう済ませてあるし、掃除も洗濯も終わっちゃったよ」 午前の内にそうした事は済ませ、昼食後には夕食のための準備も終わらせてあるのです。あんまりやる事無いはずなのでそう伝えたら、コマメちゃんはちょっとがっかりした様子でした。 「プー。さすがはパパ、抜かりありませんね。やはり花梨先輩の結婚相手に最適な人材なのではないでしょうか」 「その話はもうやめて!?あの後花梨さんに腕挫手固(うでひしぎてがため)喰らったんだから」 あの技、肘が痛いのと顔面に花梨さんの胸が押し付けられて息苦しいのとで死にかけましたからね。 「まあいいでしょう。掃除はやってやりすぎという事はありません。とりあえずコマメが満足いくまでお手伝いします」 「お手伝いの押し売りだぁ・・・」 まあ、コマメちゃんの事だから悪意とか無いので、好きにさせておくか。私はコマメちゃんを家に上げて、掃除をさせておく事にしました。 「ピピー。ちゃんとできているようで、意外と細かい埃が残っています。コマメスキャンは誤魔化せませんよ」 コマメちゃんはうきうきと掃除を始めました。しかし、本当にこれって学習データ蓄積の役に立ってるのかな。まあ、だんだんコマメちゃんにも感情表現が増えてきたように思えるから、無駄ではないんだろうけど。 「コマメちゃん、私はしばらく自室にいるから。何か判断に困る事態があったら言ってね」 「かしこまりました」 そうしてコマメちゃんに掃除を任せて二時間ほどした頃です。コマメちゃんが部屋にやって来ました。 「パパ、お風呂を沸かしましたので入って下さい」 「ああ、ありがとう。入って来るね」 コマメちゃんが部屋の前から去って行ったのを見送り、自分の着替えや下着を用意して浴室に向かいます。そして服を脱ぎ浴室のドアを開けると、そこにはバスタオル姿のコマメちゃんが。 「ちょ、ちょっとコマメちゃん!?」 「ピピー。パパの入浴をサポートします」 慌てて丸出しだった下半身を手で隠し、コマメちゃんの視線から守ります。 「いらないよ!?私は要介護者じゃないから!」 「まあまあ、良いではありませんか。コマメのデータはその内メイドロボットの後継機開発に使われるので、要介護者サポートのデータもある方が良いのです」 「いやいやいや!ていうか防水は!?水に弱いんでしょ、コマメちゃんの体は!」 「お湯に沈むのはマズいですが、シャワーがかかる程度は問題ありません。一応花梨先輩にも許可は得ています。ちゃんとパパのお背中を流すように命じられました」 何命じてるんだ花梨さん!・・・いや待て、花梨さんが命じた? 「ねえコマメちゃん、コマメちゃんが見た映像は全部花梨さんも後でチェックするんだよね」 「ピピー。肯定します」 「てことはさ、さっきコマメちゃんが見た私の下半身の映像も?」 「無修正で花梨先輩が閲覧します」 なんてことだ。い、いや重要なのはそこじゃない。花梨さんがコマメちゃんにそんな命令をした以上、私の裸を映像で見る事になるのは分かっててやってるはずだ。これは最早覗きといっても過言ではない。 「コマメちゃん、これは花梨さんがコマメちゃんを利用して私の裸を盗撮してるとも言えるよね?」 「ピピー。確かにそうした一面も認められます」 「それは犯罪でしょう。コマメちゃんは犯罪の道具にされたくないよね」 「もちろんです。コマメは人の役に立つためのロボットです」 「よし、じゃあこういうのはどうかな?」 私はコマメちゃんに作戦を伝えました。 数時間後、金剛院邸の使用人用浴室。コマメちゃんに呼び出された花梨さんがバスタオル姿でやってきました。 「コマメ、ちゃんと早渚さんのお手伝いができたみたいね。でも『女性の入浴サポートの体験データも欲しい』なんて、知識欲旺盛になったものだわ」 浴室なので声がよく響きます。コマメちゃん、手筈通りにやってくれたようだな。私はおもむろに物陰から姿を現しました。 「こんばんは、花梨さん」 「ふぇっ!?さ、さささ早渚さん!?なんでここに!」 花梨さんは大慌て。まさか浴室に水着姿の私が待っているとは思いもしなかったのでしょう。 「コマメちゃんを利用して私の裸を録画するのは、流石にやり過ぎでしょう。ちょっとたしなめに来ました」 「ちょ、ちょっと待ってください!流石にその部分のログは見ないようにするつもりでしたよ!」 「言葉では何とでも言えますよ。まあ見る意図があったかどうかはともかく、既に撮られた私は被害者です。これは許されませんよね」 私の怪しい雰囲気に気圧されたのか、花梨さんは急いで浴室を脱出しようとしました。が。 「あ、開かない!?」 「ピピー。コマメは既に浴室のシステムに介入し、入り口をロックしています。逃げられませんよ、花梨先輩」 得意満面のコマメちゃんが姿を現しました。これで浴室には、私とコマメちゃんと花梨さんの三人だけ。 「花梨先輩、コマメの機能を利用しパパの裸を一方的に観賞しようなどとは言語道断。ここはおあいことして、花梨先輩もパパに裸体を開示するべきと提唱します」 「なっ、なー!?」 あれ。そこまで言えとは言ってないんだけどな。私はただ『お風呂を覗かれたら恥ずかしいでしょう?』という事を伝えたかっただけなんだけど。なんかおかしな流れになってないか。 「さあ花梨先輩、タオルを脱ぎ捨てていただきます。二対一です、勝ち目はありませんよ」 「待ってコマメちゃん、私そこまでするつもりないよ!?」 なんか私まで花梨さんのバスタオルを剥ぎ取る要員に数えられてるし!これはいけない。 「やりますね早渚さん、まさかコマメを味方につけてまで私の裸を強要してくるとは」 「してませんが!?」 やばい、このままではこっちも犯罪者になってしまう! 「金剛院メイド部隊最強と呼ばれた力、どうやらお見せせねばならないようですね」 「ピピー。花梨先輩違います。見せるのは裸だけで結構です」 「それも違うよぉ!花梨さんもコマメちゃんも一回ストップ!落ち着いて話し合いを」 そこで私の意識は刈り取られ、気付いた時にはコマメちゃん共々、コマメちゃんの部屋に転がされていました。 「ピピー。まさかあの状況であれだけ動けるとは予想外でした」 良く分かりませんが、花梨さんにぶちのめされたようです。頭にハイキックされたような、その際タオルの奥がちらっと見えたような気もしましたが、全く思い出せない。明日以降花梨さんに会うの怖いなぁ。

コメント (14)

コマメちゃんの表情が増えていくのは楽しそうです、とりあえずドヤ顔可愛いです

2025/06/15 14:42

だんだんロボットにあるまじき表情豊かさになってきました。しかもいい性格してるし、だいぶアンドロイドらしさは薄れてきてる気がします

2025/06/15 14:50

2025/06/15 13:36

2025/06/15 14:48

2025/06/15 13:14

2025/06/15 14:48

2025/06/15 13:13

2025/06/15 14:48

2025/06/15 12:32

2025/06/15 14:48

2025/06/15 05:38

2025/06/15 09:22

2025/06/15 05:19

2025/06/15 09:21

パパの熱くなっている箇所をサーモグラフィで検証されるの嫌だな

2025/06/15 02:57

心拍数とか血圧の変化とかも感知できるので、ちょうどいい力加減でお世話(意味深)してくれます。

2025/06/15 03:52

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2024年7月よりAIイラスト生成を始めた初心者です。 基本はオリジナルキャラで、まれに二次創作作品を投稿します。オリジナルキャラに関しては、エロ系・グロ系含み完全コラボフリーですので気軽に連れて行ってください。 年齢区分は全年齢~R-15を中心に投稿します。R-18作品もたまに投稿しますが、現在はサイト内生成のみでイラスト生成を行っていますので、規約違反を含むR-18作品(性器描写等)は投稿できません。 ストーリー性重視派のため、キャプションが偏執的かと思いますがご容赦願います。

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