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畑と日焼けと紅白帽

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2025年05月21日 15時22分
使用モデル名:DALL-E3
対象年齢:軽度な性的、流血描写あり
スタイル:イラスト
デイリー入賞 17
ウィークリー入賞 17
参加お題:

野良塾活動、二週目の午前。 照りつける日差しの下、鍬を片手に芋の蔓を整えていたブロント少尉に、心配そうな声がかかる。 「少尉、その格好で畑は危ないです。日差しも強いし、長袖か帽子くらい……」 「大丈夫です! 今日は――完全防備ですから!」 そう言って満面の笑みを浮かべた少尉は、濃紺ブルマと白の体操服、軍用ブーツといういつもの装い……のままだった。 「……どこが防備……?」 「ほら、これ!」 少尉が取り出したのは、SPF50+の日焼け止めボトル三本。 「顔、首、腕、足、全部に塗りました! 合計で二回重ね塗り済みです!」 「……いや、それ防備っていうか……塗りすぎでは?」 「加えて、こちら――UVカットスプレー! 髪と体操服にも吹きかけました!」 「あとこれ、クールダウン用のミントジェル。農作業後もさわやかです!」 汗でキラキラ光るブロント少尉の肌は、すでにうっすらと白く輝いていた。 日焼け止めというより、もはや戦場に塗る“反射迷彩”のようだ。 「……少尉、それ、なんか……滑りそう……」 「心配無用。軍用ブーツのグリップ力は高いです。畑でも安定感抜群です!」 (どやっ) それでも、炎天下の中をぴょこぴょこと動き回り、丁寧に水をまいていくブロント少尉の姿は、なぜか周囲を元気にさせていた。 「……もう、帽子貸そうとしたけど……まあ、いいか」 「なんか……元気出るよね、あの人見てると」 こうして、全身日焼け止め+ブルマという“独自の防御”をもって、ブロント少尉の“屯田的”農作業は続くのだった――。 が、午後。 休憩時間の終わり際、物陰から富士見軍曹がひょこりと現れた。 「……少尉、少し来なさい」 「えっ、軍曹? 何か問題でも?」 「あります。……命に関わる問題です」 富士見軍曹は無言で、背中からごそごそと何かを取り出す。 それは――まっさらな、小学生用の紅白帽だった。 「……こ、これはっ!? まさか……!」 「日焼け止めは結構。だが熱中症は防げない。現地指揮官の判断により、現場対策を強化する」 「ちょ、ちょっと待ってください軍曹! 私は別に、紅白帽を……その、年齢的に……!」 「問答無用!!」 ひょい、と身軽に回り込んだ軍曹が、帽子を片手にブロント少尉の頭をぐいっと押さえる。 「く、くぅっ……ッ! ぐ……ぐぬぬ……!」 ぶすっとした顔で、ついに帽子をかぶらされたブロント少尉。 つばを前に折り曲げられた赤白の帽子が、完全に“低学年仕様”であることに、耐えきれず顔を伏せる。 「……は、恥ずかしすぎる……。水着より羞恥度高い……ッ!」 「見た目より健康第一。あと、ちょっと可愛いと思った」 「ぐあああああああああ!!??」

さかいきしお

コメント (17)

2025/05/24 05:59

まぶしいふともも!

2025/05/23 08:52
2025/05/22 15:01

さすが少尉殿🫡虫よけスプレーもお忘れなく

2025/05/22 11:59

少尉…名札ゼッケンをお忘れですわよ!

2025/05/22 10:31
2025/05/22 05:00
2025/05/22 03:22

テッカテカニャー♪ 帽子はハズカシーかもニャ〜💦

2025/05/22 03:21

905

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