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【悲しい】晶さんの自信喪失

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2025年02月14日 15時00分
使用モデル名:animagine-xl-3.0
対象年齢:軽度な性的、流血描写あり
スタイル:イラスト
デイリー入賞 77
参加お題:

今日は金剛院邸で夕食をご馳走になっていました。食後、玄葉は配信があるので先に帰りましたが、私は晶さんの様子が気になった事もあって留まっていました。なんだか、落ち込んだような、悲しそうな雰囲気を纏っているのです。まさかとは思いますが、宿城の事件の時のようにまた何かあったのかも知れません。私は晶さんに何かあったのかを尋ねてみました。 「実は少々、自信を失っておりまして。なにせ、早渚さんがわたくしとの婚約に乗り気ではなさそうですもの。やはりわたくし、魅力がないのかしらと思っている次第ですわ」 げっ、私のせいだった。ううん、困ったな。 「何度も言うようですが、晶さんは魅力的な女性ですよ?ただ、やはり婚約するとなると金剛院グループのプレッシャーがですね」 「つまりは、『金剛院の名前の重さを背負ってでも手に入れたい女』とまではいかないという事ですわよね」 その言い方はずるいんじゃないかなぁ。 「わたくし、これでも顔立ちやスタイルにはそれなりに自信があったのですけれど。早渚さんのお眼鏡には適っていないという事ですわね」 「いやいや、そんな訳ないですって」 「でしたら、わたくしと裸の付き合いができますか?」 なんでそうなる!? 「どういう話の飛躍ですか!?家族でも恋人でもない女性とそんな事できるわけ」 「スキーの時、桜一文字とは同じ湯に浸かったでしょう?あの時、早渚さんは桜一文字を追い出さなかったでしょう。桜一文字とはできてわたくしとはできないとなれば、やはりわたくしの魅力など桜一文字には及んでいないという事になりますわね?」 今日の晶さん、ちょいちょい面倒くさい物言いをしてくるな!傍に控えている花梨さんに目をやると、『もう面倒なんで一回だけ一緒にお風呂入ってあげたらどうですか』とでも言わんばかりの視線を返されました。その隣のコマメちゃんは、指で作った輪っかにもう片方の手の人差し指を出し入れしています。やめなさい、どこでそんな事学習したのさ。 「・・・分かりましたよ。一緒にお風呂入りましょうか。ただし、水着は履かせてもらいますよ。嫁入り前の女性にお見せするようなものではないので」 すると執事さんが、すっと男性用水着を私に差し出してきました。ここの使用人さん、みんな有能だなぁ。 金剛院邸の浴室は、露天温泉のようなつくりになっています。私と晶さんはそれぞれ反対サイドの洗い場で髪や身体を洗うと、夜空の見える浴槽へ移動しました。私は水着を着ていますが、晶さんはバスタオル一枚です。 「以前VRでも拝見しましたが、直に見るとやはり違うものですわね」 そう言えば、私も晶さんの水着や下着は見た事がありますが、いずれも直接ではありませんでした。そう思うと、中々緊張します。 「とりあえず、湯に浸かりましょう。タオルは取らなくていいですからね」 「ええ、では」 私と晶さんは並んで湯船の中に腰を下ろしました。温かいお湯に浸かると、自然とリラックスしてしまいます。 「それで、晶さんとしてはこれで満足なんですか?」 「それは早渚さんの反応次第かと。どうでしょう、わたくしと一緒に入浴するのは高揚するものですか?」 「それはもちろん、心拍数上がりますよ。綺麗な女性と混浴するのに無反応でいられませんって」 「ふふ、手を出しても良いんですのよ?」 「それはちょっと。ほらあれ」 私が後ろを振り向くと、洗い場のほうで腕組みをしてこちらをじっと監視する水着姿の花梨さん。 「桜一文字も無粋ですわね。護衛なんて必要ありませんのに」 晶さんがつまらなさそうに言うと、花梨さんはむっとしたように口を開きます。 「お嬢様、言っておきますけどね。早渚さん結構ケダモノですよ?スキーの時、お風呂場で私を素っ裸にひん剥いたんですから。その後胸もたぷたぷされましたし」 「ええ!?そ、そのようなえっちっちーな事をなさったのですか!?」 確かにしたけど、それだと私が花梨さんを襲ったように聞こえるじゃないか!日本語の妙! 「で、ではわたくしも同じような目に遭わせていただけますか?」 晶さんがどこか期待したような目でこちらを見てきます。まずい、これ断ると晶さんがまた面倒ないじけ方するし、頷くと花梨さんが私を殺しにくるパターンだ。どうしたら・・・あっ、そうだ。コマメちゃんの情報だと、晶さんって強引にされたい願望があるっぽいんだっけ。そう言えば、私が玄葉をナンパ配信者から助けたシーンを見てテンション上がってたみたいだし、ちょっと乱暴に接してあげればのぼせてくれたりして。やってみよう。 「晶さん。・・・いや、晶。ちょっと立って」 「えっ」 私は晶さんの腕を掴んで立ち上がり、晶さんも立たせます。その後、左手を晶さんの腰に回して抱き寄せました。 「さ、早渚さん!?」 「晶。私だってね、いつも紳士でいられる訳じゃないんですよ。裸同然の格好で迫られたら、その気になりもします。だからあんまり挑発しないで下さい。それとも・・・」 言いながら、右手で晶さんの鎖骨、喉、顎と撫でていき、顎を持ち上げて私の顔に視線を向けさせました。動揺した晶さんの顔。私はそっと晶さんの耳元に口を寄せてささやきました。 「本当にママにしてやろうか?」 効果覿面。晶さんは頭から湯気を上げて気絶しました。気絶した晶さんを浴槽の傍に横たえてから、私は花梨さんの方を振り向きます。 「花梨さん、晶さんのぼせちゃったみたいですので介抱お願いします」 「何がのぼせちゃったですか。早渚さんのせいでしょ。あの子から聞いた情報を悪用までして、本当に悪い男になってきましたね。お嬢様も何でこんな人の事好きになっちゃったんだか」 ぶつくさ言いながらも、花梨さんは晶さんを抱きかかえて連れて行ってくれました。いやあ良かった、何事もなく乗り切れたぞ。 「パパはとんだスケコマシ。覚えました」 何か聞こえた気がする。聞かなかった事にしよう。

コメント (12)

thi

全く、何事もなく乗り切れていません

2025/02/15 14:18

早渚 凪

次会った時には本当に抱く羽目になりそうなレベルの事やってますもんねw

2025/02/16 15:41

M.T.
2025/02/15 14:06

早渚 凪

2025/02/16 15:40

五月雨

かなしーときー かなしーときー

2025/02/15 10:10

早渚 凪

凪「何だか皆距離を詰めて来てて女性トラブルの気配が濃厚になった時ー」 晶「一緒にお風呂まで入ったのに手を出していただけなかった時ー」

2025/02/16 15:40

タカ
2025/02/15 07:24

早渚 凪

2025/02/16 15:38

うろんうろん -uron uron-
2025/02/15 04:19

早渚 凪

2025/02/16 15:38

サントリナ
2025/02/15 03:39

早渚 凪

2025/02/16 15:38

白雀(White sparrow)

この場は乗り切れたけど,この先もっと逃げられない深みにハマっていくやつではコレ

2025/02/15 01:15

早渚 凪

花梨「本当そうですよ。早渚さんはもうさっさと他の女の人と身を固めた方がいいですよね。そうすりゃお嬢様も諦めるでしょうから」 コマメ「ピピー。では花梨先輩がパパのお嫁さんになるのが手っ取り早いと提案します」 花梨「ふぁ!?」

2025/02/16 15:38

Jutaro009
2025/02/15 00:34

早渚 凪

2025/02/16 15:34

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2024年7月よりAIイラスト生成を始めた初心者です。 全年齢~R15を中心に投稿します。現在はサイト内生成のみでイラスト生成を行っています。 ストーリー性重視派のため、キャプションが偏執的かと思いますがご容赦願います。

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