【童話】まぼろしのふやじょう
「おかえりなさい。きょうもゆっくりしていってくださいね」 きがついたとき、よさくはせいようのおしろのまえにたおれていました。 こえをかけてきたのはすこしおさなくみえるあたまにかざりをつけたおんなのこでした。 「うわあああ、なんだここはなんだ?おまえはなんだ?」 よさくはとりみだしました。 おんなのこはこうかえしました。 「500ねんぶりのにほんじんはえらくさわがしいですね。」 「ここはわたしのふやじょうです。 せかいのおさけがたくさんありますのでゆっくりしていってください。」 よさくはげきどした。 かのおさなごにこのようなことをいわれるいわれはありません。 「せかいのおさけがあるだって?じゃあさけはあるのか」 よさくははんぎれでたずねました。 おんなのこはあきれたようすでいいました。 「ここにはせかいじゅうのおさけがあるんですよ。」 「じゃぱにーず”さけ”くらいもちろんあります。」 それをきいたよさくはとくいげにこうつづけました。 「ははーん、どうやらほんとうにさけはあるらしい。」 「だが、わかめ ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 童話まぼろしのふやじょうはこのページで終わっている。