【生成機能】Stable Diffusion 1.5(以下 SD 1.5) 向けの生成環境を修正、一部モデルの生成を修正
2025-07-20

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今回のメンテナンスでは、Stable Diffusion 1.5(以下 SD 1.5) 向けの生成環境を全面的に見直し、主に「絵柄の劣化」「線が荒れる」「彩度が極端に下がる」といった症状を解消しました。あわせて、一部モデルで発生していた “形が崩れる/ノイズが増える” という異常出力も改善しています。


1. SD 1.5 専用レーンを再設計

  • モデル間干渉の遮断
    これまでは SD 1.5 → SDXL → SD 2.0… と異なるシリーズが同一ワークフローを共有しており、直前に高負荷モデル(SDXL など)が走るとキャッシュや重みの残留が起こり、SD 1.5 に切り替えた瞬間に絵柄が崩れるケースがありました。
    → 生成パイプラインを完全分離し、SD 1.5 は SD 1.5 だけで完結する独立レーンへ。これにより 線画のシャープさと色乗り が安定しました。

  • VAE・scheduler の同期調整
    SD 1.5 系モデルに最適化した VAE をデフォルト化し、過去に混在していた複数 scheduler のうち描線が滲みにくい組み合わせだけを残しています。結果、肌色の階調や微細なハイライト が破綻しにくくなりました。


2. 異常生成モデル(例:ノイズ過多/造形崩れ)の対策

  • 重みファイル整合性の再検証
    あるコミュニティ配布モデルが断続的に “顔パーツが歪む” 現象を出していたので、ハッシュ値確認→差し替え→再検証を実施。破損のない最新チェックポイントへ置き換えています。

  • 出力サンプル自動スクリーニング
    全モデルを対象にランダムプロンプトでのテスト生成をバッチ化し、NSFW 判定・スコアリング・PSNR 比較 を通して、破綻率が一定閾値を超えるモデルは自動で隔離する仕組みを追加。以後、利用者のキューに入る前に不良モデルを除外できるようになりました。

  • フォールバック戦略の導入
    もし推論時エラーや極端な出力が検知された場合、同系統の代替モデルに自動で切り替えて再生成するロジックを挿入。ユーザー側では「いつのまにか黒塗りで返ってくる」といった事故が大幅に減っています。

これからも「安定した好きな絵柄で、待ち時間なくサクッと生成できる」環境を目指し、運用を続けていきます。

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