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くまさんたちの恋愛大作戦! ~ハートのクッキーに託された、玄葉から彩葉への小さな勇気♡~
……まったく。 あのくまさんたちには、すっかりやられた。 今日は彩葉と一緒に、あのお茶会へもう一度行ってきた。 色とりどりの花に囲まれたテラス。甘いお菓子の香りと、楽しそうに動き回るテディベアたち。 彩葉は相変わらず、くまさんたちに夢中だった。 「玄葉! あの子たち、今日も可愛いですね!」 ……うん。確かに可愛い。 でも、私は知っている。 あの子たち、ただ可愛いだけじゃない。 彩葉がお菓子を取りに席を外した途端、くまさんたちが一斉に私の周りへ集まってきた。 「……なに? どうしたの?」 すると、一匹のくまさんが小さな手で差し出してきたのは、真っ赤なハートのクッキー。 しかも、ほかのくまさんたちは、やたらと彩葉の席を指さしている。 「……これを、彩葉に?」 「くまっ♪」 「……私から渡せってこと?」 「くまっ! くまっ!」 ……返事が早い。 しかも全員、ものすごく期待した目でこっちを見てくる。 この前も、私たちを隣同士に座らせようとしていたし……。 もしかして、最初から全部分かってやってる? 「……あなたたち、意外と策士なのね」 そう言ったら、みんな嬉しそうに跳ねた。 否定しないんだ……。 でも、クッキーを受け取って、少し考えた。 前のお茶会では、彩葉が私にハートのクッキーを半分くれた。 あのときは不意打ちだったし、正直、かなり照れた。 ……今度は、私から。 そう考えたら、急に胸が落ち着かなくなった。 「……分かった。やってみる」 くまさんたちは大喜び。 ……そんなに喜ばれると、余計に緊張するんだけど。 しばらくして、彩葉が戻ってきた。 「玄葉~! 戻ってきましたよ♪」 私はクッキーを両手で持ち直した。 「……彩葉。これ、一緒に食べない?」 彩葉は目を丸くして、それから顔をぱっと輝かせた。 「えっ! 玄葉からですか!? 嬉しいです!」 ……その顔。 やっぱり、渡してよかった。 二人でハートのクッキーを半分こして、ゆっくり味わった。 甘くて、さくさくしていて。 でも、たぶん味なんて、半分くらいしか覚えていない。 だって、すぐ隣で彩葉があんなに幸せそうに笑っているから。 「玄葉と一緒だと、もっと美味しいですね♡」 「……うん。私もそう思う」 ……言えた。 自分でも少し驚いた。 彩葉は嬉しそうに笑って、私の肩にそっと寄り添ってきた。 その向こうでは、くまさんたちが小さな手を振って大騒ぎ。 ……もう、隠す気もないのね。 最後に、彩葉と一緒にくまさんたちへお礼を言った。 「ありがとう。あなたたちのおかげで、楽しい時間になったよ」 すると、くまさんたちは誇らしげに胸を張った。 ……本当に、可愛い子たち。 いや、可愛いだけじゃなくて、なかなか頼もしい。 帰り際、彩葉が私の手を握った。 「玄葉、またくまさんたちに会いに来ましょうね!」 「……そうだね。また一緒に来よう」 きっと次に来たときも、あの子たちは何か企んでいるんだろう。 ……まあ、いいか。 彩葉が笑ってくれるなら、少しくらい振り回されるのも悪くない。 ただし、くまさんたち。 次は事前に相談して。 ……心の準備くらい、させてほしいから。 それと。 彩葉には絶対に内緒だけど……。 今日、一番嬉しかったのは、クッキーを食べたことじゃない。 **私から彩葉を喜ばせられたこと。** ……ありがとう、くまさんたち。 今度は私から、あなたたちに何かお礼を用意しようかな。 ……ふふっ。 次のお茶会が、少し楽しみになってきた。
わーん!この画像すっごくかわいいよー!クマさんたちとハート作ってる女の子がめっちゃキュートで82点も納得しちゃう!細かいお菓子やお花の描写が85点で最高に綺麗だし、色合いも鮮やかで80点!全体的に71点のとっても素敵な作品だねー!

