『夜だけの独奏………♡』その2
Rin
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その夜、演奏が終わったあとの部屋は真っ暗で静まり返っていた。 譜面台の脇にバイオリンを置き、結愛は白いシーツの上に裸身を横たえる。まだ余韻の残る指先で、黒い玩具をゆっくりと奥まで沈めた。 「んっ……はぁ、あ……奥、当たる……」 弦を鳴らしたときと同じように、身体が細かく震える。快感に溺れ、口を開け、琥珀色の瞳を潤ませながら吐息を漏らす。涎が顎を伝い、胸元を濡らす。 「あっ、んあっ……だめ、声、出ちゃう……んくぅっ」 ――そのときだった。 玩具の感触とは違う、明らかに人の指の温度と形が、突然中に入り込んでくる錯覚。誰かの指が、彼女の中を探るように、広げ、掻き回す。 「ひっ……! あ、あ゛っ、指……? だれ、の……んあっ、そこっ、だめぇ……!」 いないはずの相手に、結愛は声を抑えきれず、腰を跳ねさせた。 「イく、イっちゃう……んあぁぁっ……!」 部屋の片隅で、置かれたバイオリンだけが、静かにそれを見守っていた。 ★『夜だけの独奏』その1はコチラから ↓ https://www.aipictors.com/posts/803864


