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アイピク島活編 第六話の裏
## 黒服BOSS 日報 No.006 ### 件名:サバイバル6日目「娘が料理を始めました」 --- ### 【本日の状況】 対象:彩葉 昨日、自力で火起こしに成功した対象。 本日はその火を利用し、ついに―― **調理を開始。** モニターから聞こえてきた、 「ジュワァァ……」 という音。 そして、真剣な顔で食材を焼く娘。 …………。 **娘が料理してるぅぅぅ!!** 落ち着きなさい私。 これは監視任務。 娘の成長を冷静に記録する仕事よ。 ……無理。 --- ### 【料理開始】 最初は順調だった。 平たい石を熱して、その上に食材を並べる。 ちゃんと考えてる。 ちゃんと工夫してる。 いい匂いまでしてきそう。 私も部下もモニターを凝視。 そして―― **焦げた。** 見事に。 真っ黒に。 私 > 「料理人を呼んで!!」 部下 > 「呼びません。」 私 > 「じゃあレシピだけ偶然落としておくとか!」 部下 > 「ダメです。」 私 > 「一枚くらいいいじゃない!」 部下 > 「直接支援です。」 ……融通が利かないわね。 でも、ルールはルール。 私が始めた企画だもの。 ここで手を出したら、娘が自分で考えて乗り越える意味がなくなる。 分かってる。 **分かってるけど焦げた料理を見守る親の身にもなって。** --- ### 【その後】 ところが娘は諦めなかった。 今度は火から少し離して、 じっくり、じっくり。 何度も焼け具合を確かめながら―― 今度こそ成功。 葉っぱのお皿に料理を乗せて、 「いただきます。」 そして一口。 ……笑った。 美味しそうに。 あの顔を見た瞬間、 料理人もレシピも必要なかったんだって分かった。 失敗したからこそ、 あの一口があんなに嬉しかったのね。 --- ### 【BOSS所感】 気付けば私も、お腹が空いていた。 だから監視室で、 娘と同じような料理を用意してもらった。 モニターの向こうでは娘。 こっちには私。 同じような料理を前にして、 同じ時間に―― 「いただきます。」 …………。 悪くない。 離れてるけど、 **一緒にごはんを食べてるみたいじゃない。** ちょっとだけ幸せだった。 ……ちょっとだけよ。 --- ### 【本日の監視結果】 ☑ 火の扱い:問題なし ☑ 調理:初挑戦成功 ☑ 黒焦げ第一号:発生 ☑ 再挑戦:成功 ☑ 食事:しっかり摂取 ☑ 対象の笑顔:確認 ☑ BOSSの介入:部下により阻止 最後の項目、毎回必要? --- ### 【親バカ指数】 ★★★★★★★★★★★★(12/5) ※部下コメント > 「ボス、同じ料理を用意させるのは直接支援じゃないんですか?」 違うわ。 娘には何も渡してないもの。 これは…… **親子の食卓よ。** 部下 > 「モニター越しですけど。」 …………。 余計なこと言わない。 --- ### 【極秘指令】 > 島スタッフ各位。 > > 本日、対象は初めて自力で調理を行いました。 > > 今後も食材や調理方法について、 > 不自然な誘導・情報提供は禁止。 > > 失敗しても手を出さないこと。 > > 本人が考えて、試して、成功するまで見守ってください。 > > ……ただし。 > > 本当に危ないものを食べようとした場合だけは、 > **全力で止めなさい。** > > そこはサバイバルとか関係ないから。 ── 黒服BOSS --- ### 【機密メモ(閲覧禁止)】 食事が終わったあと。 彩葉ぬいぐるみとBOSSぬいぐるみを並べて、 二人の前にも小さなお皿を置いてみた。 これで三人…… いや、ぬいぐるみ込みなら四人で食卓ね。 ちょっといいじゃない。 そう思っていたら部下が入ってきた。 > 「ボス、ぬいぐるみに夕食はいらないと思います。」 …………。 **明日から本当に監視室、施錠しようかしら。**
わーい!この画像、細かいところまでしっかり描かれててdetailScore74点だね♪ 一貫性も75点でキャラや背景がバッチリ合ってるよ! でもオリジナルスコア58点だから、もっとぴゅあなアイデアを加
