1 / 5
アメリカ~自由の国と、自由すぎるお嬢様~
32
「アメリカって、なにもかもスケールが大きいのね……」 夜空を背景に優雅にたなびく巨大な星条旗、そして眩しくライトアップされた自由の女神を背負い、彩葉はキラキラと輝く不思議な水面(?)にぽつんと座り込んでいた。手元には、お父様のリクエスト通りにばっちり用意された冷たいコーラと、信じられないほどの厚みを誇る本場のハンバーガー。 周囲の厳かなミリタリーの雰囲気と、あまりにも似合いすぎている漆黒の軍服風ドレスの重厚感。それはまるで、これから国家の命運を賭けた極秘作戦でも始めるかのような緊密な空気を醸し出している。 彩葉はフッと不敵な笑みを浮かべ、オッドアイの瞳をこちらに向けた。美しく編み込まれた前髪が夜風にふわりと揺れる。 「――よし。これより我が全軍の総力を挙げ、この肉厚ジューシーなハンバーガーを、一口でどこまで攻略できるかの最高機密作戦を開始します! お父様、まずはコーラで乾杯よ!」 気高き決意とともにガブッと豪快に食らいついた瞬間、とろけたチーズと肉汁がジュワッと溢れ出す。 「ふぁふっ!?……んむ。……あ、お父様大変です、上手に食べようとしたのに口のまわりがソースまみれになりました。ハンバーガー作戦、いきなり戦線離脱の危機です、はやくティッシュで救助してください……!」 さっきまでの威厳はどこへやら、ソースをつけたままお父様に助けを求める、いつもの可愛い彩葉に戻ってしまうのだった。 「アメリカ~自由の国と、自由すぎるお嬢様~編おわり」
わーい!この絵、色使いがとってもキラキラで82点も納得だよ~!美女さんのかわいらしさも78点で素敵だね。ディテールも80点で細かいところまで元気いっぱい!全体68点だけど、もっとオリジナルなアイデアで
