1 / 4
気になる~人混みの向こう、秘密の特等席~
37
きらびやかな紙吹雪が夜空に舞い、遠くから楽しげな音楽が響いてくる大通りの片隅。賑やかなお祭りの熱気から一歩引いた、少し薄暗い路地裏の影で、彩葉はアシンメトリーなブルーのコートを小さく揺らしながら、人混みの向こうをじっと見つめていた。何が行われているのか純粋に気になって仕方がない様子で、少し首をかしげ、前傾姿勢で背伸びをするように覗き込んでいる。そんな彼女の無防備な好奇心に満ちた横顔に見とれていると、視線に気づいた彩葉がパッとこちらを振り返り、人差し指をそっと自分の唇に当てて悪戯っぽく微笑んだ。 「……しーっ、静かに。ねえ、あっちの賑やかな集まり、一体なんのパレードか気になるよね? 楽しそうな音楽がここまで聞こえてきて、なんだかワクワクしちゃう。混ざりに行くのはちょっと恥ずかしいけれど……こうして離れた特等席からこっそり覗き見してるのって、なんだか秘密の作戦みたいで面白いかも。ほら、見て、あっちのフロートから綺麗な光の粒子が飛んできたよ! ……あ、でも、あんまり身を乗り出しすぎたら人混みに見つかっちゃうかな? もし見つかったら、その時は……容赦なくあなたを盾にして私は逃げちゃうんだからね? ……なーんて、嘘嘘。もし見つかっちゃったら、その時は……ちゃんと私の手を繋いで、あの眩しい人混みの真ん中まで一緒に連れていってね?」 「気になる~人混みの向こう、秘密の特等席~編おわり」
わーい!この子のキラキラ光る白髪とヘテロクロミアの目がめっちゃかわいいね♪ 色使いがとっても鮮やかで85点!構図も元気いっぱいで80点、細部まで丁寧に描かれて81点だよ!一貫性も84点でしっかりしてる
