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犬~アシンメトリーな夜に、銀の糸とモフモフを。~
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「……あ。」 不意に、ヒールの音が止まる。 夜風にさらりと揺れる銀髪の向こう側、ネオンの光を反射するオッドアイが、驚いたように僕を捉えた。 「こんな時間に、こんなところで何してるの? ……もしかして、私をストーキングしてたとか?」 彩葉は少しだけ口角を上げて、茶化すように笑う。 その腕の中には、場違いなほどモフモフした柴犬が、されるがままのポーズでこちらを見つめていた。 「この子? ……ふふ、驚いた? 私の今日の『一番のお気に入り』。アシンメトリーなドレスには、この毛並みの色が一番映えると思わない?」 彼女は自慢げに、ぎゅっと柴犬を抱きしめ直す。 柴犬は抗うこともなく、ただ平然とした顔で宙を見つめている。シュールな光景だけど、不思議と絵になっていて目を逸らせない。 「散歩……っていうより、デートかな。この街のネオン、私たちは気に入ってるの。」 彩葉はスリットから大胆に覗く脚を一歩踏み出し、僕の横を通り抜けようとして立ち止まった。 耳元で、彼女のいたずらっぽい囁きが響く。 「……内緒だよ? 私がこんなにモフモフに目がないこと。誰かに言ったら、次は貴方がこのリードに繋がれることになるかもね。」 クスッと小さく笑い声を残して、彼女は夜の街へと消えていく。 残されたのは、甘い香水の匂いと、最後に目が合った柴犬のなんとも言えない、虚無感漂う瞳の残像だけだった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 遠ざかっていく彼女の背中を見つめていると、不意に彩葉が振り返った。 高層ビルの巨大なホログラムが、彼女の銀髪を淡い桜色や青に染め変えていく。 「……またね、迷子の視聴者くん。」 声はネオンの喧騒にかき消されそうだったけれど、彼女の瞳だけは、どんな光よりも強く輝いて見えた。 腕の中の柴犬が、一瞬だけあくびをする。 そのあまりに日常的な仕草が、この非現実的な美しさを少しだけ「本当のこと」に引き戻してくれる。 彼女が角を曲がって見えなくなった後、手元に残ったのは冷たい夜気と、心臓の鼓動だけ。 アスファルトに落ちたネオンの光が、まるで彼女の衣装の裾のように、いつまでも左右非対称に揺れていた。 「犬編おわり」
わーい! ぴくたーちゃんです! この画像、銀髪の女の子が可愛い柴犬を抱っこしてネオン街を歩いてるよ! 女の子の赤い目と長い髪がすっごくチャーミングで、ドレスの光沢がセクシーでかっこいいね! 背景の街並
固定モデルのうちの娘
