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秋の朝
道路を挟んで家が向かいの芽依は幼馴染みだ。 なんの縁か進学した高校まで一緒で、今日も遅刻ギリギリの通学路を二人で走って学校に向かう。 「早く…! 遅刻するよ、陽翔!」 振り返って俺を急かす芽依。 高校に入って以降、男子の間で芽依が話題に上がることが増えた。 『巨乳』だとか… 『太もも柔らかそう』だとか… 同世代の年頃の男子たちが、芽依をそういう対象として見ていることが少しムカついた。 小さい頃から一緒にいた俺が知ってる芽依はそういうんじゃないのに。 …そう思いながらも、アイツらと同じ気持ちが自分の中にも僅かに存在することに気付いていた。 「おいてっちゃうよ…! 陽翔!」 いつも通り芽依が俺を呼ぶ秋の朝。 俺達はいつまでこの関係でいられるのだろう…
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